コンテンツにスキップ
デニム業界にエシカル革命を起こしたKings of indigo

デニム業界にエシカル革命を起こしたKings of indigo


日本の鯉からインスパイアされてロゴマークに”鯉”が起用されている
オランダ、アムステルダム発のブランド”Kings of Indigo”


今回はそんなKings of Indigoのエシカルへのストイックな思いや日本とのつながりにに迫ります。

 

Kings of Indigo(KOI) とは?


Kings of Indigo(KOI)は2011年に誕生した、
オランダのアムステルダム発のデニムブランドです。
  
ブランドネームの略称は、KOI。日本語の「鯉」にインスピレーションを受けていて、日本とも縁のあるブランドです。


アメリカの伝統的なデニムの製法や日本の藍染め技術によるKOIのプロダクトからは、ものづくりへの深い思い入れや日本とアメリカのファッションの融合が見て取れます。


商品の特徴


 以下の5つの要素を柱に持続可能なものづくりをしています

①環境に配慮した素材の使用
オーガニックコットン、リサイクルコットン、殺虫剤・化学肥料を使用せず、栽培に必要な水の量が少ないリネン、ヘンプ、木材由来のテンセル/リヨセル、モダールを使用しています。
 
②最小限の水の使用
デニムを洗い流す工程での水を最小限度に抑えています。
また、Polygiene®社の技術とLABFRESH社のテキスタイルを服作りに生かすことで、汚れにくく、家庭での洗濯を抑え、結果として水の使用を最低限に抑えることができます。


③責任あるものづくり
以下の認証やパートナーシップに加盟し、オープンで人権や動物福祉に配慮した姿勢を貫いています。
・Fare Wear Foundation:アパレル産業とそのサプライチェーンでの労働環境の改善を目指す国際機関
・BSCI認証:工場の労働環境が公正で安全であることの認証
・SMETA:企業としての労働環境、環境への配慮に関する監査
・PETA認証:動物由来の素材を使用していないことを証明する認証

④輸送過程でのカーボンニュートラルの実現
化石燃料ではなく、代替の燃料を使用しているGoodshipingと協力することで、輸送におけるカーボンニュートラルを実現ししています

⑤捨てない努力
できるだけ、衣服の廃棄を減らすためにリペアサービス、リサイクル繊維を利用したものづくり、アップサイクルの取り組みを進めています。



創業者の想い
KOI

デニムに関連したビジネスに22年間ものあいだ携わってきた創業者のトニーは、自身がデニムの大ファンだからこそ、自らの服へのこだわりと強い思い入れがあります

日本とアメリカの文化を好み、そこにサステナブルな要素を入れこんだ、自分のブランドを手がけたいという想いから2011年に “KOI” を創業。

日本で川の流れに逆らって泳ぐ「鯉」ように、従来のファッション業界の潮流に、逆らった新しいことにチャレンジしていく。

そのような想いから、
”KOI”という略称をつけたのです。

トニーは

自分のためだけに、生きて死んでいくことは面白くない。この地球をより良い形で、美しく次の世代に残していくため、私たちはこの世界にいる。人生をより楽しく、意味のあるものにしていくと、それが誰かのために生きることになっていく』と語ります。

 
大切なのは、何よりもまず人生を楽しむこと。
そして、地球上のすべての生き物や人々に感謝すること。
消費という観点においては、量よりも質を求めることが大切だと言います。

 

品質やどれだけ長く使えるものかといったことはもちろん、
どこの国のどのような工場で、どのような人が生産しているのか。
彼ら生産者の安全や生活環境はどうなっているのかにも気を配って欲しい。
 

というのが、トニーから消費者に向けたメッセージです。

ぜひEnter the Eオンラインショップ、店頭にてトニーの思いが込められた
Kings of Indigoのデニムたちを手に取ってみてください。

アイテムはこちら 


前の記事 マイクロプラスチックから海や生き物を守るGuppy Friend
次の記事 スウェーデン発エシカルブランドDedicated.(デディケーテッド)はフェアでひたむきなストリートブランド